事例

仕事の入った圧縮ファイルが開けない

中身のほとんどが無傷でも、1 か所の破損で解凍ソフトは諦めてしまいます。

失敗の瞬間

バックアップやプロジェクトフォルダを 1 つにまとめたものが、破損というエラーを返します。数か月の仕事との間に 1 つのメッセージが立ちはだかり、何が残っているかも見えません。

ソフトが拒否する理由

ZIP は末尾の中央ディレクトリに内容を記録するため、途切れたファイルは目次を失います。途切れる前に圧縮された部分は無傷のことがあります。

ファイルに起きること

内部のファイルをそれぞれの署名で探し、無傷のもので有効な圧縮ファイルを書き出します。その後は 1 つずつ処理します。破損 ZIP 内の破損動画が、有効な ZIP 内の再生できる動画として戻ることもあります。

手元に残るもの

開ける圧縮ファイルと、保持した内容の報告です。ソリッドの RAR と 7z は多数のファイルを 1 つのストリームに圧縮するため、破損は以降に影響し、残るファイルは少なくなります。暗号化された内容には無傷のデータとパスワードが必要です。

よくある質問

分割圧縮ファイルでも使えますか?

各ファイルを個別に読むため、1 つの分割ファイルからはその中身だけが得られます。

フォルダ構成は保たれますか?

名前が無傷なら保たれます。失われたものは報告に示されます。

出典

このガイドで参照した文書です。

  1. PKWARE: ZIP file format specification
  2. WebAssembly